夫婦円満

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  • 条鰭綱/トゲウオ目/ヨウジウオ科/タツノオトシゴ属/ハナタツ
  • 今回は、ハナタツについてお話させていただきます。
  • ハナタツもダイバーに人気のお魚です。
  • ダイビングライセンスを取得し、絵や写真でしか見たことがなかったハナタツを、生きた姿でマスク越しに見たときに、興奮した!っというダイバーも多いのではないでしょうか。

 

体色は様々です。

色鮮やかな赤や黄色、白や茶色など、個体によって変化が見られます。

葉山では数種類のタツノオトシゴ属の魚を見ることができます。

ハナタツ・タツノオトシゴ・サンゴタツなどです。

ハナタツとタツノオトシゴの見分ける指標は、頂冠(頭にある突起)の大きさです。

タツノオトシゴの方が著しく大きく体はツルッとしており、ハナタツはタツノオトシゴよりも小さいが、細長い角(枝分かれしたようなトゲ)が生えているとされています。

以前はハナタツもタツノオトシゴもまとめてタツノオトシゴとされていましたが、再定義により分類されました。

 

カジメの根元や海藻に尾を絡ませ生息しています。

泳ぐ力が弱く、流れに乗って移動しているようです。

雌雄の見分け方としては、メスはお腹の下に臀鰭があり、オスにはありません。

獰猛な肉食のイメージが少ないかもしれませんが、肉食系です!

動物性プランクトンやアミ、ワレカラ、エビ、小魚などを、細長い口で吸い込むそうです。

口がちょうどストローのような形をしていますよね。

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ハナタツの特徴として挙げられるのは、雄が育児嚢を持っているということだと思います。

哺乳類のカンガルーを思い出してみてください。

お腹の袋に子供をいれて、独り立ちするまで、袋の中で外敵からまもりますよね。

そんな風に、メスの輸卵管から受け取った卵を、オスは育児嚢で大切に育てます。

オスは卵を受け取ったあとは「妊娠」したかのように腹部が膨れ上がるため、「オスが妊娠する」という表現をされることもしばしばあるようです。

卵の受け渡しが行われるとき、2匹が向かい合って、お腹をくっつける姿はハート型に見えるんです!縁起物ですね。

卵が成長すると、オスは育児嚢の中で孵化させ、稚魚を放出します。

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  • 1シーズンに数回の卵の受け渡しが行われ、オスも数回出産します。
  • 感動の生態シーンです。
  • ハナタツは一夫一婦制だとも言われています。
  • その夫婦仲の良さにあやかり、古来から「夫婦円満」「子宝」の縁起物とされているそうです。

ハナタツについては、佐藤輝がガイド会ブログにも記載しています。

ガイド会ブログ

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